代表的な静岡県の観光地と隠れた名所

静岡は関東地方や東海地方からアクセスしやすいエリアという事もあって、数多くの観光名所が存在しています。静岡市内の代表的な名所には清水区に位置する三保の松原が挙げられ、2013年に世界文化遺産である富士山の構成資産として登録されていて、周囲は高層の建造物が無いので富士山の眺望が抜群です。三保の松原のすぐ近くには大型バスも停められる駐車場や飲食店、土産物店があり、車で数分の場所には「みほしるべ」と呼ばれる文化創造センターがあります。

伊豆半島の南部地方には、河津川沿いに咲きほこる河津桜が名所として挙げられます。この桜並木は河津町にあり、春先には河津桜まつりが開催され大きな賑わいを見せています。最寄り駅の河津駅から会場へは徒歩で行ける距離です。鉄道以外に、車、バスからのアクセスも可能ですが、道路と駐車場の混雑が予想される土休日に関しては鉄道の方が訪れやすくなっています。最近では、首都圏から静岡を巡る日帰りバスツアーも企画されており、伊豆半島内でのイチゴ狩りや浄蓮の滝などを回って満喫するプランもあるようです。

鉄道が好きな人の名所として人気なのは、静岡市と北部の川根本町を結ぶ大井川鉄道井川線にある奥大井湖上駅です。この駅は長島ダムがある接岨湖のすぐ近くに位置しており、1990年にダム湖建設の為に移設されたことによって開業しました。生活利用者はほぼいない駅であるものの、最近は日本を代表する秘境駅として有名になっており、日本の観光客はもちろん、海外の観光客にも人気を集めています。